私たちのギャラリーは、サロンスペースに作品展示をしています。ホワイトキューブでの展示ではなく、暮らしの中にアートがある、その穏やかなスペースでお客様と密な時間を過ごしていく、そんな場所です。


アートというのは、非常に特別な存在。作品と対話しながら、距離を縮め、所有し、関係を深めていく。それぞれの所有者が、作品とのエピソードや思い出を持ち、それらは十人十色です。そして、作品を暮らしの中に位置付けて眺めていくことで、毎日違った観え方があり、発見があります。アートが日常にあることは、私たちの生活を豊かにし、そして自分自身の価値観を知る重要な機会も持つことができるのではないでしょうか。


本展、Vivre avec l'art は弊廊で扱う中村穣二、奈良祐希、マーヤ・ワカスギの作品を中心にギャラリーの日常的な常設を展覧致します。彼らは、画家、陶芸家、書道家と、全く異なる性質のアーティストではありますが、この空間に美しい調和を見出しています。春の訪れを感じる明るい日差しが窓から差し込む、このパリのサロンから「アートのある暮らし」を皆様にも共有することができれば幸いです。

作品は全て購入可能です。ギャラリーまでお問い合わせ下さい。