
Joji Nakamura
No reason, It’s romance
October 7 - November 19 .2021
中村穣二は、ここ数年で大きな変化を遂げています。抽象画、そして白黒の世界に魅せられて制作をしていましたが、ある時から色彩をふんだんに使うようになりました。
そしてその頃から、丁度現在の作品に見られるような具象的な要素が生まれました。これは「安心する部分を作品に残したい」そう考える作家の願いが反映されており、さらにそれを思慮深く変化させた結果、【婦人像】という一連の作品群へと導かれていきます。
中村本人の言葉を借りれば、女性に対する強い「尊敬」や「憧れ」また、中村にとって女性は常に「ロマンティックな対象」であり、見たこともないものへの挑戦の中で常に安心感を持たせる対象なのです。
本展では、ロックダウンのためお披露目することが叶わなかった作品、そしてパステル調で描かれた新作を一挙に展示致します。どうぞご期待下さい。









